男性でも女性でも、脚のすね毛が気になる、コンプレックスになっているという人は非常に多いです。他の部位に比べて毛量が多く、目立ちやすいということもあり、脱毛する人も年々増えてきています。

ただ、脚の毛を脱毛する際に少し注意が必要なのが膝です。すね毛と同様、膝に生えている毛もきれいに脱毛したいですが、実はいくつか注意点もあるため、今回のコラムで解説していきます。

膝を脱毛することは可能?

中には「膝や肘のような関節部分も脱毛して大丈夫なのか?」と心配する人がいますが、問題ありません

よほどデリケートな部位でない限り、基本的には全身のどこでも脱毛することは可能で、脱毛方法さえしっかり守れば、膝も安全に脱毛することができます。

  • 脱毛サロン
  • 医療脱毛クリニック
  • 家庭用脱毛器

通常、脱毛するには上記の3つの方法が挙げられますが、いずれの方法でも膝の毛を脱毛することは可能です。家庭用脱毛器を使用し、自宅にいながら自分で脱毛しても問題ありません。

膝を脱毛するメリット

膝の毛を脱毛するメリットを紹介します。これから脱毛するという人は確認してみてください。

  • 好きなファッションを楽しめるようになる
  • ムダ毛の処理が必要なくなる
  • 肌荒れのリスクが低い

好きなファッションを楽しめるようになる

膝に限らず、ムダ毛を処理することの大きなメリットは好きなファッションを楽しめるようになるということでしょう。

特に膝を含めた脚の毛はそのメリットが大きいですが、ムダ毛がなくなれば丈の短いパンツやスカートなども気兼ねなく履けるようになります。

ムダ毛の処理が必要なくなる

ほとんどの女性が悩まされているのが、ムダ毛の処理です。1回1回の処理にかかる手間は大したことなくても、数日経つとまたすぐに生えてきてしまいます。回数が多くなると、その分時間もたくさん費やしてしまうということですよね。

しかし、脱毛して毛が生えてこなくなれば、そのような悩みもなくなります。日常の中のちょっとしたストレスがなくなるだけで、時間的にも精神的にも大きなメリットがあると言えるでしょう。

肌荒れのリスクが低い

脱毛する時に心配なのが肌トラブルです。肌荒れや火傷など、脱毛によって何らかのトラブルが起きてしまったという話を耳にしたことがある人も少なくないでしょう。

もちろんそのようなトラブルには、脱毛器の故障や操作の誤りなど、何らかの原因がありますが、膝は他の部位に比べて皮膚が分厚く、肌荒れのリスクが少ないという特徴があります。自分で家庭用脱毛器を使用するという場合でも、安心して脱毛することができます。

膝の毛の特徴

体毛は生えている部位によって特徴があり、それによって適切な脱毛方法が異なる場合があります。膝の毛の特徴について解説していくので、チェックしておきましょう。

  • 他の部位に比べて毛が濃い
  • 痛みを感じやすい
  • ムラができやすい

他の部位に比べて毛が濃い

まず膝の毛の特徴として挙げられるのは、他の部位の毛に比べて色が濃く、量も多いということです。その分脱毛するのは大変ですが、美脚を手に入れるために根気強く続けていきましょう。

ただ、毛の量や濃さが異なっても、完全に毛が生えてこなくなるまでに長い期間がかかるのはどの部位も同じです。というのも、どの部位の体毛にも「毛周期」というものがあり、それによって体毛は常に生え変わっています。

つまり、肌の表面に見えている体毛はごく一部で、ほとんどの毛根は肌の下に眠った状態。脱毛器でもそこまで光を照射することは不可能であるため、毛が生えてこない状態になるまでには、必ず複数回脱毛する必要があります。

痛みを感じやすい

毛周期の関係で、どの部位であっても何度も脱毛する必要はありますが、その際に感じる痛みは全く異なります。

体毛にはメラニンという色素が含まれており、メラニンが多ければ多いほど、体毛は濃く太くなる傾向にあります。

つまり、膝の毛にはたくさんのメラニンが含まれているということになりますが、脱毛器から照射される光はこのメラニンに反応し、効果と同時に痛みを発生させます。もともと毛深い人は特に強い痛みを感じる傾向にあるので、自分で脱毛する場合は必ず低出力の状態からスタートしましょう。

また、膝は日常生活の中で摩擦したり、刺激を受ける機会が多く、黒ずみが発生しやすい部位ですが、それも脱毛時の痛みに繋がる可能性があります。脱毛器が黒ずみをメラニンと勘違いしてしまうことが原因ですが、確率は決して高くないため、ある程度の黒ずみであれば特に問題ありません。

ムラができやすい

自分で膝の毛を脱毛する際の注意点が、ムラができやすいという点です。

関節である膝は他の部位と比べて凹凸や曲線が多く、きれいにムラなく脱毛器を当てることが意外に難しいという特徴があります。

もともとの毛量が多いということもあり、脱毛途中でムラができてしまうと余計目立ってしまう可能性もあります。ゆっくりと丁寧に脱毛することを心がけましょう。

膝と脚の脱毛料金は別?

脱毛する方法としては、脱毛サロンや医療脱毛クリニックに通う場合と、家庭用脱毛器を使って自宅で行う場合があります。どちらもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらかがおすすめだと決めることはできませんが、脱毛サロンや医療脱毛クリニックを利用する際に気を付けたいのは、脚と膝は別料金になっていることが多いということです。

例えば、脱毛サロンの中には「好きな部位を10カ所選んで脱毛する」といった料金プランが用意されている場合があります。一見お得に見えますが、注意しなければいけないのは各部位がどのように分かれているのかという点です。

例えば、Aの脱毛サロンでは脚と膝が一緒になっていても、Bの脱毛サロンでは膝上・膝・膝下と細かく分かれているケースがあります。そのため、単純な料金だけにだまされず、詳細をよく確認してから決断しましょう。

膝を脱毛する時のポイント

最後に膝の毛を脱毛する時のポイントを解説していきます。

より効率よく、きれいに脱毛するためにも、以下の点を押さえておきましょう。

  • 丁寧にムダ毛処理してから脱毛する
  • 最初は出力を抑える
  • 皮膚を伸ばして脱毛する

丁寧にムダ毛処理してから脱毛する

膝に限らず、全ての部位に共通して言えることは、脱毛前のムダ毛処理を丁寧に行うということです。先ほど解説した通り、脱毛器から照射される光はメラニンに反応しますが、肌の表面に体毛が残っていると、光が体毛に吸収されて効果が小さくなってしまい、痛みも大きくなります。安全、かつ効率的に脱毛するためにも、剃り残しのないように気を付けましょう。

最初は出力を抑える

毛量が多い膝の毛は全身の中でも痛みを感じやすい部位にあたるため、家庭用脱毛器とはいえ、いきなり最高出力で使用すると、耐えられないほどの痛みを感じてしまうことがあります。最初は出力を抑え、我慢できるようであれば、徐々にパワーを上げていきましょう。

皮膚を伸ばして脱毛する

膝の肘のような関節部分を脱毛する時は、きちんと皮膚を伸ばして脱毛するようにしましょう。シワが寄っている状態だと、全ての毛根にまんべんなく光を当てることが難しくなり、ムラができる原因になってしまいます。

家庭用脱毛器で大丈夫なの?

脱毛サロンで使用されている業務用脱毛機に比べて、どうしても家庭用脱毛器は出力が弱くなってしまいます。「出力が弱いのにちゃんと脱毛できるの?」と心配される人も多いですが、きちんと性能に優れた機種を選べば問題ありません。

近年は様々なメーカーから家庭用脱毛器が登場していますが、実際の性能はピンキリで、ほとんど効果がないような機種も珍しくありません。ただし、反対に業務用並みのパワーを誇る機種も登場しています。こちらのランキングでは高性能な家庭用脱毛器のみを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。