脱毛の光は目に悪影響を及ぼすのでしょうか?普段目にすることがない強い光であるため、施術中に誤って脱毛の光を見てしまった際に不安になる方も多いですよね。そこで今回は、脱毛の光が目に及ぼす影響や、光を見てしまった際の対処法などをご紹介します!あなたの目を守り、安全に脱毛を続けていくためにも、ぜひ最後までご覧ください。

脱毛の光自体は人体に無害

結論、目に直接照射しない限り、脱毛の光を見てしまっても眼球や視力に問題が生じることはありません。

安心して脱毛を続けるためにも、まずは脱毛の光の正体を解明し、「なぜ脱毛の光は人体に無害なのか」を理解していきましょう!

脱毛の光の正体は可視光線

脱毛の光の正体は可視光線です。可視光線とは、目に見える光のことを指します。太陽の光や、カメラのフラッシュ、照明なども可視光線です。どれも私たちが日常的に見たり、浴びたりしている光ですよね。可視光線は人体に悪影響を及ぼす光ではないため、脱毛の光を人体に照射しても問題はありません。

紫外線・X線は含まれない

光が有害であるか、そうでないかは光の波長によって決まります。脱毛の光は波長が長く、人体に無害である可視光線と赤外線に当てはまります。波長が短く、人体に悪影響がある紫外線ではありません。また、被ばくなどのリスクがあるX線も使用されていないため、脱毛の光は安全であると言えます。

脱毛の光を見てしまった時の目への影響

脱毛の光は人体に無害であるということを解説しました。しかし、脱毛の光自体は無害であっても、強い光が目に入ることによって視力や眼球に問題が起こる場合があります。

特に、脱毛の光を目に直接照射する行為は絶対にやってはいけません

強い残像が残る

脱毛の光が目に入ることで、目に強い残像が残ることがあります。太陽の光を直接見てしまった場合や、まぶしいライトで照らされた際にも同様のことが起こります。

通常であれば時間が経過することで残像は消えていきますが、一日経っても目の見え方が元に戻らない場合、何らかの損傷を受けている危険性があります。

眼球が傷つく

脱毛の光が目に入ってから「光が眩しく感じる」「見えづらい」と視力に違和感を感じていませんか?その場合、目の虹彩や網膜が傷ついている可能性があります。

目に入る光を調節する虹彩が傷つくことで、光が眩しく感じます。また、網膜に炎症が起こると、感知した光を適切に脳に送ることができず、ものが見えづらくなります。見え方に違和感を感じた場合は速やかに眼科を受診しましょう

眼球に直接照射してしまったら?

太陽の強い光を直接見ることで、目に大きな負担がかかるのと同様に、脱毛の光を直接眼球に照射する行為は大変危険です。脱毛の光に関わらず、強い光を直接目に受けることは視力低下や失明の危険伴います。脱毛サロン・クリニックと同様に、家庭用脱毛器を使用する場合も眉毛やこめかみなど、目の周りへの照射は控えましょう。

脱毛の光が目に入らないようにする方法

家庭用脱毛器を使用する場合、訓練されたサロンスタッフではなく、自分自身で脱毛を行う必要があります。そのため、目に光が入らないように家庭用脱毛器の使い方をよく理解し、最新の注意を払って脱毛を行うことが大切です。

ここでは、施術中に目に光が入らないようにするための対策をご紹介します!

脱毛専用サングラスをする

多くの家庭用脱毛器には、施術中に身に着ける脱毛専用のサングラスが付いています。これを使用することで、脱毛器の光を見てしまった場合でも、目や視力にダメージが与えられることはありません。しかし、市販のサングラスの場合は、脱毛の光を通してしまう可能性があるため、脱毛専用のサングラスを使用することがおすすめです。

施術中は目をつぶる・顔を背ける

照射中のみ目をつぶったり、顔を背けることで、脱毛の光が目に入ることを防ぐことが可能です。しかし、毎回照射のタイミングで目をつぶる、顔を背ける動作をとると手間と時間がかかります。また、手元をきちんと見ずに照射すると、照射漏れや誤照射を引き起こす可能性があります。そのため、目をつぶる・顔を背ける方法は、サングラスがない場合の代替案として用いることがおすすめです。

目の周りへの照射は避ける

目の周りへの照射はほとんどの家庭用脱毛器で禁止されています。「全身脱毛可能」と明記している家庭用脱毛器の場合も、目の周りへの照射は控えましょう。また、顔が照射可能部位に含まれていない家庭用脱毛器は、絶対に顔に使用してはいけません。

使い方を守れば脱毛は安全

脱毛の光の特性、目に及ぼす影響をご理解いただけたでしょうか。

本来脱毛は全く危険な行為ではなく、誰もがムダ毛のない美し肌を手に入れられる方法です。しかし、使い方を間違えれば目に問題を起こす可能性があります。脱毛を安全に続けていくために、脱毛器の使用方法はしっかりと守りましょう。