「保湿をした後に肌がベタベタして気持ち悪い」
「ちゃんとスキンケアをしているのに肌がベタベタする」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。もちろん、乳液やクリームで保湿をする場合に、多少のベタつきを感じることはあります。しかし、気持ち悪いと感じる場合は、別の原因がある可能性が高いです。

本記事では保湿後にベタベタして気持ち悪い原因について、詳しく解説します。

保湿後にベタベタする3つの原因

保湿をした後に肌がベタベタする原因は、以下の3つが考えられます。

  • 乳液やクリームの使用量が多すぎる
  • 化粧水と乳液を使用する間隔が短い
  • 乳液とクリームの両方を使用している

それぞれ詳しい内容について解説します。

乳液やクリームの使用量が多すぎる

乳液やクリームの使用量が多すぎると、ベタベタして気持ち悪い感覚が強くなってしまいます。たくさん使った方が良いと考えている方もいるかもしれませんが、乳液やクリームには必ず適量が記載されています。それ以上の量を使用しても、効果が高くなることはありません。

そのため、必ず使用量を確認して、使用するように心がけましょう。

化粧水と乳液を使用する間隔が短い

化粧水後に乳液を使用する場合は、1分以上間隔を空けることが理想とされています。なぜなら、間隔が短すぎると化粧水が肌に浸透していかないからです。

すぐに乳液を塗ってしまうと、化粧水と肌の表面で混ざりあってベタベタしてしまうので注意しましょう。

乳液とクリームの両方を使用している

保湿のために乳液とクリームの両方を使用している方もいるでしょう。しかし、基本的には乳液とクリームはどちらか一方で良いとされています。

なぜなら、両方使用すると油分が多すぎるからです。冬になると乾燥がひどくなるため、両方使用しても問題がない場合もあります。しかし、それ以外の時期であれば、片方だけを利用するようにしましょう。

脂性肌が原因でベタベタしているのかも?

「正しいやり方でスキンケアをしているのにベタつくのはなぜ?」

このように考えている方もいるかもしれません。その場合は、脂性肌が原因の可能性があります。脂性肌とは乾燥肌とは逆で、皮脂が過剰に分泌される状態の肌のことです。

皮脂は乾燥から肌を守るために欠かせません。しかし、過剰に分泌されると、ベタつきだけではなくニキビや毛穴の詰まりの原因となってしまいます。

正しいスキンケアや保湿を行っているのに、肌がベタベタして気持ち悪いという方は、脂性肌を改善する必要があるでしょう。

脂性肌を改善するために重要なポイント

脂性肌を改善するためには、以下のポイントが重要です。

  • 洗顔で皮脂を取りすぎないようにする
  • 肌の刺激を少なくする
  • 紫外線対策を行う

脂性肌はすぐに改善しません。しかし、日頃から気をつけることで徐々に状態は良くなっていきます。具体的な内容について詳しく解説します。

洗顔で皮脂を取りすぎないようにする

肌の汚れを取り除くために、欠かさず洗顔をしている方は多いでしょう。もちろん、洗顔は肌の健康を維持するために欠かせません。しかし、洗顔によって皮脂を取り除きすぎると、乾燥から肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌されてしまいます。

そのため、洗浄力が高いクレンジング剤や洗顔料を使用するのは避けましょう。脂性肌の方は、顔がさっぱりとして気持ち良いため、洗浄力の高いものを選びがちです。

しかし、肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうため、より脂性肌が悪化してしまいます。過酸化ベンゾイルやサリチル酸、界面活性剤などが含まれているスキンケア商品は、洗浄力が高いため使用を避けましょう。

肌の刺激を少なくする

皮脂の過剰分泌を抑えるためには、バリア機能を高めることが欠かせません。バリア機能は摩擦に弱いという特徴があるため、洗顔や保湿の際は優しく触れることが大切です。

特にタオルで顔を拭く際に、摩擦による刺激は起こりやすいです。花粉やアレルギーなどで、目元を擦ったり掻いたりするのも肌への刺激になってしまいます。

化粧水を塗る際のコットンやパッティング、メイク時のパフやチップなど、様々な要因で肌へ刺激が加わってしまいます。それらを行わないようにするのは難しいですが、なるべく優しくするように心がけるだけでも脂性肌の改善に繋がるでしょう。

紫外線対策を行う

紫外線を浴びると、肌の水分量が少なくなってしまいます。乾燥すると皮脂が過剰分泌されるため、なるべく紫外線による影響を少なくしなければいけません。

日焼け止めはもちろんですが、必要に応じて帽子や日傘、サングラスなどを着用しましょう。日中に屋外に出るのは避けて、太陽が沈んでから行動するのも効果的です。

紫外線は屋外だけではなく、窓ガラスを通して部屋の中にまで届いてしまいます。そのため、室内にいるときも紫外線対策は怠らないようにしましょう。遮光カーテンやUVカットフィルムなどを活用して、紫外線が入らないように工夫することが大切です。

脂性肌の改善には健康的な生活習慣も欠かせない

脂性肌は生活習慣の乱れによっても悪化します。脂性肌が悪化する生活習慣は、以下の通りです。

  • 睡眠不足
  • 偏った食生活
  • 喫煙・飲酒習慣

これらの生活習慣によって脂性肌が悪化する理由を詳しく解説します。

睡眠不足

睡眠不足になると新陳代謝が悪くなり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。ホルモンバランスが乱れると、肌の水分よりも油分の方が多くなってしまい、脂性肌に繋がります。

十分な睡眠が取れていないとストレスが溜まってしまい、男性ホルモンの分泌量が増えることも脂性肌が悪化する要因の1つです。様々な健康障害を引き起こす可能性があるため、睡眠時間は十分に確保しましょう。

偏った食生活

甘いものや炭水化物ばかりを食べていると、過度の糖質摂取によって血糖値が上昇し、インスリンが過剰に分泌されます。インスリンには皮脂腺を刺激する働きがあるため、皮脂の過剰分泌に繋がってしまいます。

揚げ物や肉類などの脂が多いものも、体内で中性脂肪に変わり、皮脂の原料となるので摂取しすぎには注意しましょう。

喫煙・飲酒習慣

喫煙・飲酒習慣によっても皮脂が過剰に分泌されることがわかっています。適量であれば問題ありませんが、脂性肌以外にも様々な健康障害を引き起こしてしまいます。

なるべく喫煙や飲酒は控えることが大切です。

脂性肌の改善には美顔器もおすすめ!

脂性肌の改善には美顔器の使用もおすすめです。特にイオン導入効果のある美顔器であれば、肌に潤いを与えてくれるため、皮脂の過剰分泌を抑制できます。

使い続ければ徐々に肌質が改善していくでしょう。美顔器に興味があるという方は、ぜひ以下のランキングをチェックしてみてください。

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保湿後のベタつきは改善できる!

保湿後にベタベタして気持ち悪い原因は様々です。しかし、どのような原因であっても改善することは可能です。

ベタベタするからといって保湿をやめるというのは避けましょう。脂性肌の場合は、保湿を行わないとさらに症状が悪化してしまいます。スキンケアの方法や生活習慣を見直しましょう。

美顔器の使用も非常に効果的です。正しくアプローチを行えば、肌質は徐々に改善していきます。すぐに効果が得られないかもしれませんが、根気強く肌質改善に取り組むようにしてください。

この記事の執筆者

家庭用美容器ドットコム編集部

家庭用美容器ドットコムは、元美容機器メーカー営業や家庭用脱毛器の販売スタッフなど、美容機器に精通した担当者が家庭用脱毛器/美容器を徹底比較して紹介するWebサイトです。自分の肌に合った機器を見つけるためのポイントも発信。失敗しない美容機器選びをお手伝いします。