脱毛で失敗?
最近では、男女共にサロンやクリニックで脱毛をする人が増えてきていますが、脱毛で満足する人がいる一方で、「失敗」したという声も少なからずあります。脱毛にかかる費用は決して安いものではないので、失敗を避けて満足のいくものにしたいですよね。
また、費用を抑えて手軽に脱毛ができることから、自宅でセルフ脱毛を行う人もいますが、こちらにもリスクが潜んでおり、注意が必要です。
今回は、サロンやクリニックでの脱毛とセルフ脱毛、それぞれの失敗例と失敗を防ぐためのポイントをご紹介していきます!
サロン・クリニック脱毛での失敗例
まずは、サロン・クリニックでの脱毛で失敗するケースを見ていきましょう!
火傷をする
脱毛機の光やレーザーを照射する際には熱が発生し、出力が高ければ高いほど熱が発生しやすくなります。肌質やその日の肌の状態によって異なりますが、出力が強すぎたり、脱毛機が肌に合わなかったりすると、火傷をしてしまうことがあります。
ムダ毛のない綺麗な肌のために脱毛をしに行って、火傷で痛みを感じたり、跡が残ったりしたら嫌ですよね。
肌荒れする
脱毛機の光やレーザーは毛や、毛を作る組織にダメージを与えますが、少なからず肌にもダメージを与え、肌荒れを引き起こす可能性が高いです。
また、熱によって肌の水分が奪われ、肌が乾燥しやすくなることもあります。施術後のケアが不十分だとこのような肌トラブルが起きる可能性がより高くなるでしょう。
効果を感じられない
脱毛に通う上で最も大切なのは「効果」ですが、その効果を感じられない場合もあります。先述の火傷のケースとは逆に、光やレーザーの出力が弱すぎると、ムダ毛に十分なダメージを与えられず、効果を感じられないことがあります。
また、使用する脱毛機が毛質と合わない場合も効果を感じられません。
追加料金がかかる
サロンやクリニックによって価格やプランの設定が異なります。一見安いように見えるコースで契約しても、後からコースに含まれない料金がかかることがあり、当初想定していた金額を大幅に超えてしまうことも珍しくありません。
また、一部の部位の脱毛に特別料金がかかるところもあり、自分が脱毛したい部位を全て脱毛するのに費用がかさんでしまうことがあります。
予約が取れない
脱毛を効果的に進めるためには、適切な周期で通い続けることが大切です。自分の予定と合わせて適切な時期に予約が取れないと、脱毛の効果に影響を及ぼします。
一部のサロンやクリニックでは、利用者の数が多くて予約が取りにくいことがあり、なかなかスケジュールに合う日程で予約が取れず、期間が空きすぎて効果を感じられないことがあります。
VIOをハイジニーナにして後悔する
脱毛をする上で、特に悩みやすい部位がVIOです。VIOの毛を全て無くすことをハイジニーナと言いますが、ハイジニーナにする場合はよく考える必要があります。
脱毛が完了した部位は、基本的に毛が生えてこない、または生えにくくなるため、脱毛完了後に元に戻すことはできません。VIOは特にデリケートな部位で、毛が無いことを恥ずかしく感じることもあるため、注意が必要です。
サロン・クリニック脱毛で失敗しないために
では、サロン・クリニックでの脱毛で失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
使用される脱毛機器を調べる
サロンやクリニックで契約する前に、使用される脱毛機器についても調べてみましょう。サロン・クリニックのホームページや、事前のカウンセリングなどで、使用される脱毛機器を知ることができます。
予め脱毛機器についての情報を集めた上で、自身の毛質や肌質と合うかを確認すると良いでしょう。
アフターケアを確認する
アフターケアの充実によって、肌トラブルを防げたり、肌の調子が良くなったりすることもあります。サロン・クリニックによってアフターケアの内容は異なり、場合によっては追加料金がかかることもあります。
同じ料金でもアフターケアの充実度が大きく異なるケースもあるので、サロン・クリニックを比較する際の参考にすると良いでしょう。
脱毛コース料金を把握する
サロン・クリニックを比較する際にコース料金の詳細まで調べた上で、納得できるプランを選択しましょう。
コース料金が安くても、オプション料金などによってトータルの費用がかさむことが考えられます。そのため、自身が利用する予定のサービス全てを合わせた金額で比較することが大切になります。
また、部位ごとの特別料金なども忘れずに確認しておきましょう。
予約が取りやすいかを確認する
コース料金が安かったり、プラン内容が充実していても、予約がなかなか取れなくては意味がありません。特に人気のサロン・クリニックや、立地条件が良い店舗などは利用者の数も多く、予約が取りづらいことがあります。
契約前に店舗の混雑状況や予約のシステムについて確認しておくと良いでしょう。
カウンセリングでイメージを伝える
脱毛は一度完了してしまうと元に戻すことができません。脱毛が終わった後に「やっぱり残しておけばよかった」と後悔することが無いよう、事前のカウンセリングでしっかり要望を伝えるようにしましょう。
脱毛には、完全に毛を無くすだけではなく、該当部位の毛量を減らすものもあるので、部位ごとに自身の希望に合わせて選ぶようにしましょう。
セルフ脱毛での失敗例
自宅でのセルフ脱毛でも失敗するケースはあります。
毛嚢炎(もうほうえん)などの肌トラブル
毛根を覆っている「毛包」という部分に雑菌などが入ると、毛嚢炎(もうほうえん)という炎症を起こします。
カミソリや毛抜きなどの自己処理で肌や毛穴に傷がつき、雑菌が入り込むことによって引き起こされるものです。赤い湿疹のようなものができ、場合によっては膿んでしまうこともあります。
また、その他乾燥や不衛生が原因で起きる肌トラブルも多いです。
剃り残し
セルフ脱毛をする場合は、全て自分の手でやらなければならないため、自分では手が届かないところや見えないところもありますよね。
そういった部分の毛の処理が上手くできずに「剃り残し」として残ってしまうと、人に見られたときに恥ずかしい思いをすることになります。この点は、自分の手でできる範囲に限界があるセルフ脱毛の最大の弱点ですね。
埋没毛
カミソリなどで傷つけられた肌が再生する際に皮膚の下に埋もれてしまう毛を「埋没毛」と言います。
また、毛抜きで毛穴が広がったり、傷ついたりした場合も同様で、毛が再生する皮膚に埋もれてしまうことによっても、埋没毛ができてしまいます。
このような埋没毛は処理するのが難しいだけでなく、肌トラブルの原因にもなるため避けたいものです。
セルフ脱毛で失敗しないために
では、セルフ脱毛で失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
自己処理後は保湿を欠かさない
自己処理によって肌へダメージが与えられることは避けられません。したがって、自己処理後のケアが欠かせないものとなります。肌の保湿はもちろん、処理をした箇所に汚れや雑菌が入り込まないよう、清潔に保ち続ける必要があります。
この点は、サロンやクリニックに通う場合に比べてより一層大切になるので、意識的に行うようにしましょう。
毛は抜かない
カミソリなどでの処理も肌へのダメージはありますが、毛抜きは特に肌へのダメージが大きいです。無理やり毛を引き抜くことで、毛穴が広がったり、傷ついたりしてしまい、肌トラブルのリスクが高まります。
また、毛穴が黒ずんだり目立ちやすくなったりすることもあるので、極力毛は抜かない方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はサロン・クリニックでの脱毛、セルフ脱毛それぞれにおいての失敗やそれらの対処法についてまとめてきました!
サロン・クリニックで脱毛する際も、セルフ脱毛をする際も、なるべく失敗なく満足のいく結果を得られるように、今回ご紹介したポイントを抑えていきましょう!
この記事の執筆者
家庭用美容器ドットコム編集部
家庭用美容器ドットコムは、元美容機器メーカー営業や家庭用脱毛器の販売スタッフなど、美容機器に精通した担当者が家庭用脱毛器/美容器を徹底比較して紹介するWebサイトです。自分の肌に合った機器を見つけるためのポイントも発信。失敗しない美容機器選びをお手伝いします。