「家庭用脱毛器で永久脱毛したいんだけど、本当にできるのかな?」と疑問を抱いていませんか?確かにサロンなどに通うより料金を抑えられ、自分で簡単にケアできるのは魅力的ですよね。
そこで本記事では、「家庭用脱毛器で永久脱毛できるのか」ということや「効果的な脱毛方法」など、家庭用脱毛器でムダ毛の悩みが解消できるのかを詳しく解説します。
家庭用脱毛器は高額な商品なので、購入してから後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
家庭用脱毛器で永久脱毛は可能?

結論からお伝えすると、家庭用脱毛器で永久脱毛することは不可能です。
しかし、家庭用脱毛器で体毛が生えてこないようにすることは可能です。
それは一体どういうことなのでしょうか?順を追って解説していきます。
永久脱毛の定義とは?
多くの人は「永久脱毛=体毛が生えてこないようにすること」と思っていますが、実はその認識は少し間違っています。
AEA(米国電気脱毛協会)では、永久脱毛は「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」と定義されています。
そのため、世間に浸透している永久脱毛と、本来の永久脱毛は少し意味合いが異なります。
光脱毛の効果とは?
日本でメジャーになっている脱毛方法には、以下の3種類があります。
- 光脱毛
- レーザー脱毛
- ニードル脱毛
このうち、永久脱毛に認定されているのは、医療行為に該当するレーザー脱毛とニードル脱毛のみ。この二つは医療行為に該当し、医師免許がないと行うことはできません。
一方、光脱毛は美容脱毛サロンや家庭用脱毛器に採用されていますが、厳密に言うと、光脱毛の効果は「除毛」や「減毛」です。毛を細くしたり、生えるスピードをゆっくりにすることはできますが、永久脱毛のように、毛が生える仕組みを破壊することはできません。
家庭用脱毛器でも体毛は生えてこなくなる
結局、家庭用脱毛器で毛が生えてこなくなるようにすることは不可能なのかというと、そんなことはありません。何度も繰り返し使用するうちに、体毛は徐々に薄くなり、ムダ毛処理の頻度も下がっていきます。
そして、いずれは永久脱毛に限りなく近い状態になり、ムダ毛処理は全く必要なくなります。
実際、光脱毛によって体毛が生えてこなくなった人はたくさんいます。美容脱毛サロンはもちろん、同じ光脱毛の家庭用脱毛器でも同じです。
効果的に永久脱毛する方法は?
先ほど、永久脱毛の定義を解説しましたが、混同してしまうので、この記事では、永久脱毛を「体毛が生えてこないようにすること」という意味で使用します。
そして脱毛方法としては、以下の3つが挙げられます。
- 医療脱毛クリニック(レーザー脱毛・ニードル脱毛)
- 美容脱毛サロン(光脱毛)
- 家庭用脱毛器(光脱毛)
この3つの中で、最も効率的に脱毛できるのは、医療脱毛クリニックと美容脱毛サロンです。
「光脱毛よりレーザー脱毛の方が強力なのではないか?」と感じた方も多いと思いますが、近年は脱毛機の機能が向上し、光脱毛でも、体毛に変化をもたらすだけの出力を十分備えています。「毛周期」という体毛が生え変わるサイクルによって、一度で完全に脱毛することはできないため、実際にかかる期間はレーザー脱毛も光脱毛も変わりません。
また、家庭用脱毛器は出力は劣りますが、その分数多くのメリットがあります。こちらの方が向いているという人も多いため、具体的にどういうメリットがあるのか、一つひとつ解説していきます。
家庭用脱毛器を使用して得られるメリット

- 脱毛効果だけでなく、様々な美容効果がある
- 交通費・交通時間がかからない
- 予約しなくても自宅で簡単に脱毛できる
脱毛効果だけでなく、様々な美容効果がある
家庭用脱毛器の中には、肌を冷やすことのできるクーリング機能を搭載していたり、変換カードリッジに美肌効果のある特殊フィルターを搭載しているなど、脱毛しながら様々な美容効果を得ることができるものがあります。
ニキビ予防やシミの除去効果なども期待できるので、「ニキビの赤み予防をしたい」「脱毛しても綺麗な肌でいたい」と考えている方にもおすすめです。
交通費・交通時間がかからない
自宅で脱毛すれば、当然脱毛クリニック・サロンへ通う必要がないため、交通費も一切かかりません。
また、脱毛したい箇所にもよりますが、医療脱毛クリニックでは300,000円以上の料金がかかる場合もあります。一方、家庭用脱毛器はおよそ20,000円から購入することが可能で、面倒なコース制や追加料金などもありません。
そのため少しでもリーズナブルに脱毛をしたい方におすすめです。
予約しなくても自宅で簡単に脱毛できる
できることなら自分が好きな時に脱毛したいですよね。しかし脱毛サロンや医療クリニックで脱毛するとなると、どうしても日時が制限されてしまいます。
仕事や家事でなかなか時間が確保できない方もたくさんいますし、仮に予約できたとしても、急な体調不良や予定変更でキャンセルする場合にわざわざ電話するのも面倒です。
家庭用脱毛器ならいつでも自分の好きなタイミングで脱毛することができますし、上記のような悩みを一切抱えなくて済みます。
今すぐに毛を目立たなくするアイテム4選

家庭用脱毛器以外の毛を目立たなくする自己処理方法をいくつかご紹介します。
これからご紹介する4つのアイテムには、それぞれメリットとデメリットがあるので、知識を深めていただけたらと思います。また、毛を処理した後に家庭用脱毛器を使用するとさらに効果を実感しやすいので、自分の肌にあった処理方法を実践してください。
①毛抜きやピンセット
毛抜きやピンセットで毛根から毛を引き抜く方法です。一度抜いてしまえば生えてくるまでに、1週間ほどかかるので、綺麗な状態を保つことができます。
しかし、毛を抜くことで毛穴を痛めてしまうので、そこから炎症や感染症などを引き起こすリスクがあるということに注意しなければなりません。
綺麗に毛の処理ができることから、実際に毛を抜いてるという方も多いと思いますが、肌への負担やリスクを考えるとあまりおすすめできない自己処理方法になります。
②カミソリ
カミソリなどで毛を剃る方法です。毛穴の中まで綺麗にすることはできませんが、肌表面の見た目を一時的に綺麗に見せることはできます。しかし、処理後1日、2日で新しい毛が生えてきてしまうので、何度も処理しなければいけないのがデメリットです。
また、 何度もカミソリで毛を処理していると、毛穴の表面が塞がってしまい埋没毛になる可能性もあるので要注意です。そしてカミソリは特に肌に大きなダメージを与えやすい特徴があります。そのため、カミソリを使用して毛を処理する際は、ジェルやクリームを使用して、肌への負担を少なくするよう心がけると良いですよ!
他にも、保管方法を適当にしていると、カミソリ自体に雑菌が繁殖して清潔さを損なってしまうので、使用後は風通しの良いところで保管しましょう。
③電気シェーバー
「お肌が荒れるのは嫌」と悩んでいる方には、電気シェーバーがおすすめです!肌の上を滑らせるようなイメージで扱うと、肌を痛めることなく毛の処理ができます。肌が赤くなる、ヒリヒリするなどの肌トラブルが起きにくいので、敏感肌や乾燥肌の方にもおすすめです。
また、どの方法にも共通しますが、毛を処理した後はしっかりと保湿することで肌トラブルが起きにくくなるので、しっかりとケアしましょう。
④除毛ワックス
主に海外の床屋などで取り入れられていますが、毛を処理したい箇所にワックスを塗り、一気に剥がすことで毛を抜く処理方法です。
しかし、毛抜きと同様に毛穴を痛めてしまう場合があるので、炎症や感染症のリスクもあります。
また、除毛ワックスは毛抜きよりも肌へのダメージが大きいため、肌が敏感な方にはおすすめできない処理方法です。
もしワックスを使用して除毛したいという方は、保冷剤など炎症を抑えるものを準備し、しっかりと肌を保湿するように心がけましょう。
まとめ
本記事では、家庭用脱毛器で永久脱毛することができるのか、毛を目立たなくする方法などをご紹介しました。
本記事でご紹介した方法を参考に、家庭用脱毛器を使って自分のペースで脱毛していただけたら幸いです。