旅先でも美顔器を使ってしっかりフェイシャルケアを行いたいという方は多いのではないでしょうか。飛行機で出かける場合は、機内に美顔器を持ち込めるのかどうかが気になるポイントになります。
今回のコラムでは、美顔器の飛行機への持ち込みの可否、美顔器を海外に持って行く場合の使用上の注意点などを解説します。
美顔器は旅先に持っていく?
旅行に行く際に、美顔器を持っていくかどうか迷っているという方は少なくないでしょう。そもそも美顔器は即効性のあるアイテムではなく、継続してケアを行うことで効果を実感できるものです。出かける期間にもよりますが、普段からケアを行っているという方は、旅先にも持っていくことをおすすめします。
ただ、美顔器は毎日使用してしまうと肌が強いダメージを受けたり、筋肉が疲労し過ぎてしまう恐れがあります。多くの美顔器は週に2~3回程度の頻度での利用が推奨されているため、特に長期の旅行に行く場合は持っていくと良いのではないでしょうか。
美顔器は飛行機に持ち込める!
美顔器を持って海外など遠方に行く際に気になるのが飛行機への持ち込み。結論から言うと、一般的な美顔器の飛行機への持ち込みは機内預け、機内持ち込みともに可能です。
ただ、例外として美顔器がコードレスタイプである場合、航空会社によって持ち込みの条件が定められています。これについて次に解説します。
コードレス美顔器には持ち込みの条件がある
コードレス美顔器は充電式のため、リチウムイオン電池が内蔵されています。多くの航空会社では、このようなリチウム電池が内蔵された一般電子機器の持ち込みに条件を設けています。
ANAでは、リチウムイオン電池が内蔵された電子機器本体の持ち込みは「ワット時定格量が160Wh以下」のものに限り、機内持ち込み、機内預けともに可能としています。ワット時定格量の計算方法は「定格定量(Ah)×定格電圧(V)」となります。
ただ、ほとんどの家庭用美顔器はワット時定格量が10Wh以下であるため、コードレス美顔器も問題なく飛行機に持ち込めるといえます。
ジェルも飛行機に持ち込みOK
美顔器でケアをする際は、肌への負担を抑えるためのジェルの使用が推奨されている場合が多いです。美顔器のジェルの飛行機への持ち込みも、機内預け、機内持ち込み共に可能です。
ただし国際線では、ジェルなどの液体を手荷物として機内に持ち込む場合は以下の条件があります。
- 100ml以下の容器に入れる
- 全ての液体物の容器を1リットル以下のジッパー付き無色透明プラスチック袋にまとめる
ジッパー付き無色透明プラスチック袋は、市販されているジップロックでも十分です。
美顔器を飛行機に持ち込む際の注意点
美顔器の飛行機持ち込みは基本的には問題ありませんが、リチウム電池が内蔵された美顔器を機内預けにする際には次の2点に注意しましょう。
- 電源をオフにする
- しっかりと梱包する
預け荷物は強い衝撃を受けることがあるので、スーツケースに入れて預けることをおすすめします。
また、予備電池(モバイルバッテリー)を一緒に持ち込む際も注意が必要です。ANAでは、モバイルバッテリーはワット時定格量が100Whを超えるものでなければ機内持ち込みが可能ですが、機内預けはできません。
リチウム電池の危険性は、誤作動や損傷などが原因で自然に熱を持ち、発火や爆発の恐れがあることです。リチウム電池を含む電子機器の持ち込みは、慎重に行いましょう。
海外で美顔器を使う際の注意点
海外に旅行へ行く場合は、電子機器が日本と同じように利用できるかどうかは不安なポイントですよね。コードレスのタイプであれば使用できますが、コードありのタイプは海外対応でなければ使用できません。美顔器が海外対応かどうか調べるには、美顔器の電圧と行き先の国のコンセントプラグの形状を確認します。
美顔器の取扱説明書を見ると、海外未対応の製品は入力が100Vとなっており、海外対応の製品は100V-240Vなどと記されています。日本のコンセントから流れている電圧は100Vですが、海外のほとんどの国では200Vといった日本よりも高い電圧が供給されているためです。
コンセントプラグの形状は、日本と海外では異なることがあります。例えば、日本のプラグ形状はA型と呼ばれるものですが、ヨーロッパ諸国ではC型が用いられているところが多いです。日本とコンセントプラグの形状が異なる国に行く場合は、変換プラグを購入して持っていきましょう。
旅先に持っていくのがおすすめな美容グッズ
美顔器の飛行機への持ち込みや、海外での使用の注意点などをお伝えしてきました。最後に、旅先に持っていくといい美容グッズをいくつかご紹介します。
- カプセル美容液
- シートマスク
- 着圧ソックス
- ムダ毛処理グッズ
カプセル美容液
カプセル美容液は、1回分が個包装になっている美容液のこと。使いたいタイミングで必要な分だけ使えて、スペースも取らないので旅先でのスキンケアに適しています。高濃度の美容成分が濃縮されており、普段のスキンケアにも使えるアイテムです。
シートマスク
シートマスクは保湿や肌のケアにぴったりのアイテムで、コンパクトなため旅行にも最適です。旅先での乾燥対策になるだけでなく、化粧水の役割も果たしてくれるので化粧品を多く持っていく必要がなくなります。
着圧ソックス
飛行機で旅行する場合、長時間の移動で足がむくんでしまうことはよくある悩みですよね。着圧ソックスを飛行機に乗る前など移動前に履いておくと、移動後の足のだるさが軽減され、むくみ対策にもなります。観光で歩き疲れた日の夜に履いて寝るのも良いでしょう。
ムダ毛処理グッズ
旅先ではムダ毛の処理も注意したいポイントです。特に海外に行く場合は日本にいる時よりも肌の露出が多くなる傾向があります。夏はもちろん、冬もバーやクラブなどに行くと薄着の人は多いため、脱毛ケアをしていないと恥ずかしく感じるかもしれません。
旅先で手軽にムダ毛を処理するには、小型の電気シェーバーがおすすめです。スティックタイプのものであれば2000~3000円で購入でき、化粧ポーチに入れて持ち運びが可能です。
ただ、ムダ毛の自己処理には肌を傷つけやすく、剃ってもすぐに生えてきてしまうというデメリットもあります。可能であれば、出かける前に脱毛サロンに通う、家庭用脱毛器で脱毛しておくといった対策を行っておくことで旅行先でも快適に過ごせます。
旅先でもお肌ケアを忘れずに
いかがでしたでしょうか。本記事では美顔器の飛行機への持ち込みの注意点や海外で使用する際のポイント、旅先に持っていきたい美容グッズをご紹介しました。
旅先で美顔器を使用する際は、今回お伝えした注意点を守って安全に持っていきましょう。旅先でも美容ケアをしっかり行うことで、心身ともに充実した旅行にしてくださいね。
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この記事の執筆者
家庭用美容器ドットコム編集部
家庭用美容器ドットコムは、元美容機器メーカー営業や家庭用脱毛器の販売スタッフなど、美容機器に精通した担当者が家庭用脱毛器/美容器を徹底比較して紹介するWebサイトです。自分の肌に合った機器を見つけるためのポイントも発信。失敗しない美容機器選びをお手伝いします。