「なんとなく美顔器が汚れてきたけどお手入れの方法がわからない」

「美顔器をお手入れしたいけど、壊しそうだからそのままにしておこう」

こう考えている方は多いのではないでしょうか?目立つ汚れだけは拭き取って、細かい箇所の汚れは放置している方もいるでしょう。美顔器は直接肌に触れる機器であるため、汚れは徐々に蓄積されていきます。

しかし、水洗いするわけにもいかず、やむを得ずそのままにしている方は多いでしょう。汚れが残っている状態に抵抗感を覚えながらも、使用している方もいるのではないでしょうか?

本記事では美顔器のお手入れ方法について解説いたします。

美顔器のお手入れは欠かせない

前提として美顔器を定期的にお手入れすることは欠かせません。美顔器は直接肌に密着するため、古い角質や皮脂、汗などが美顔器に付着します。見た目は綺麗だとしても、実際には汚れが数多く付着しており、不衛生です。

汚れが付着したまま放置していると、より落としづらい汚れに変化し、悪臭の原因にもなりかねません。そのため、美顔器は使用するたびに汚れを落とすのが必須です。

美顔器をお手入れする方法

美顔器のお手入れは必要と理解しつつも、やり方がわからず放置している方もいるでしょう。美顔器をお手入れする方法について紹介します。

取扱説明書にお手入れ方法について記載がある

取扱説明書には美顔器のお手入れ方法について記載があります。注意点も含めて記載してあるので、まずは確認するようにしてください。

基本的には取扱説明書の通りにお手入れを行えば問題ありません。しかし、それだけでは細かなところの汚れが取れない場合もあります。取扱説明書に記載がない場合もあるため、一般的なお手入れのやり方についても知っておきましょう。

ジェルのべたつきは必ず取り除く

美顔器とセットで使用するジェルは、必ず拭き取るようにしてください。ジェルのべたつきが残ったまま放置すると、固まってしまい取り除くのが難しくなる場合があります。

一般的にはヘッドを傷つけないために柔らかい布を使ってジェルを拭き取るように取扱説明書に記載されています。取扱説明書に記載がない場合でも、ティッシュやクロスを使って拭き取るのは問題ありません。

拭き取る際はヘッドに傷がつかないように慎重に行ってください。力のかけ具合次第では破損に繋がる可能性もあるので、十分注意しましょう。

ウェットティッシュを使うのもおすすめ

美顔器の防水性能次第ではウェットティッシュを使ってお手入れができる場合もあります。自分が所有している美顔器にウェットティッシュを使用していいかわからなければ、公式に問い合わせてみてください。

ウェットティッシュであれば、こびりついた汚れもしっかりと取り除くことが可能です。防水性能が高ければ、直接水洗いもできます。美顔器のお手入れをする際は、防水性能についてチェックしてみましょう。

ヘッドの細かい部分は爪楊枝でケア

美顔器のヘッド部分と電極の隙間には汚れが溜まりやすいです。ティッシュを使っても汚れが奥に入っていくだけで、取り除けない場合もあります。細かい箇所の汚れは爪楊枝を使用してください。

定期的に爪楊枝を使わないと、汚れがどんどん奥に入っていき、取り除きづらくなってしまいます。そうなる前に隙間の汚れを見つけたら爪楊枝を使って取り除く習慣を付けましょう。

持ち手の部分も細かい箇所に手垢が溜まってしまいます。ヘッド部分はもちろんですが、持ち手部分のケアも行うようにしましょう。

濡れた部分はしっかり乾燥させる

ウェットティッシュを使用したり、水洗いをしたりして美顔器が濡れた場合は、しっかりと乾燥させましょう。日の当たる場所に置いておくのをおすすめします。

濡れた状態のままにしてしまうと、水分が原因でカビに繋がる可能性もあります。美顔器にカビが生えてしまうと、それを取り除くのは困難です。臭いが原因で使用にもストレスがかかってしまうでしょう。

なるべく通気性が良い場所においておきましょう。乾いた布を使って水分を拭き取るのも大切です。

美顔器のお手入れにおける注意点

美顔器は定期的なお手入れが欠かせません。しかし、お手入れの方法次第では逆に美顔器の寿命を縮めてしまう結果にもなってしまいます。美顔器のお手入れの際は、以下のポイントに注意しなくてはいけません。

  • 美顔器ごとの注意点をチェックする
  • 使うたびにお手入れを行う

注意点についてしっかり理解した上で、正しい方法で美顔器のお手入れを行いましょう。

美顔器ごとの注意点をチェックする

美顔器によって水やアルコールに対する耐性は大きく変わります。水洗いが可能な美顔器もあれば、ウェットティッシュも使えない美顔器もあります。同様にアルコール消毒が推奨されている美顔器もあれば、一切使用してはいけないものもあるため、よく確認しなくてはいけません。

美顔器の取扱説明書に注意点については記載してありますが、紛失したという方もいるでしょう。そういった場合はメーカーに直接問い合わせを行ってください。ほとんどのメーカーがカスタマーサポートを解説しており、ユーザーからの疑問に答えてくれます。

お手入れの際の注意点を遵守しないと、美顔器が破損することにもなりかねません。全ての美顔器で同じお手入れ方法が可能ではないので、機器ごとに適した方法で行ってください。

使うたびにお手入れを行う

美顔器を使うたびにお手入れを行うのは面倒と感じやすいです。しかし、お手入れの間隔が空いてしまうと、それだけ頑固な汚れに変わってしまい、衛生的な状態を実現するのが難しくなります。

使うたびにお手入れをするのは大変ですが、1回あたりの時間はそれほどかかりません。放置して頑固な汚れに変わってからお手入れをするほうが時間がかかります。使うたびにお手入れを行うのを習慣化しましょう。

汚さないように使うのも大切

なるべく汚さないように美顔器を使うことも大切です。もちろん、直接肌やジェルに触れるヘッド部分が汚れるのは避けられません。しかし、持ち手部分については工夫することでなるべく汚れないようにできます。

持ち手部分はジェルが付着することで汚れやすいです。顔にジェルを塗った後、そのままの状態で美顔器を使用してしまうため、持ち手部分に美顔器が付着し、頑固な汚れになってしまいます。

「ジェルを顔に塗布する際は片手だけを使う」「塗布した後は手を洗ってから美顔器を使う」などの工夫を行い、そもそも美顔器が汚れないようにしましょう。

汚れが落ちない場合は交換も検討する

お手入れを行っていても、長年使用していると徐々に汚れが蓄積されていきます。お手入れをしても汚れが落ちない場合は、新しいものに交換するのも検討しましょう。

美顔器は数多くの新商品が発表されています。機能性に優れた美顔器も増え続けているため、より肌に対して効果的なアプローチができるでしょう。同じ美顔器を長く使いづけるのは良いことですが、徐々に劣化していくのは避けられません。

肌の状態をより良い状態にするためにも、美顔器の状態を見て交換することも大切です。

美顔器をお手入れして清潔な状態で使おう

美顔器は衛生的な状態で使用しないと、逆に肌の状態を悪化させる可能性もあります。肌の状態を改善するために美顔器を使用しているのに、雑菌や汚れによって肌にダメージを与える要因になってはいけません。

綺麗な美顔器のほうが使っていて気持ちがよく、余計な肌トラブルを招く心配もありません。こまめに美顔器のお手入れを行い、常に新品に近い状態で使用できるようにしてください。