家庭用脱毛器の中古品は大丈夫？即決する前に知って欲しいデメリット

家庭用脱毛器が安く欲しい！中古品はアリorナシ？

美容家電の中でも高価なイメージのある家庭用脱毛器。
メルカリやジモティーをはじめ、楽天、Amazonなどにも脱毛器の中古品があるので、検討している人も多いでしょう。
中古品は安く入手できる点からメリットが大きいように思います。しかし脱毛器の中古品はデメリットも多く、注意事項がいくつかあります。

今回は、家庭用脱毛器の中古品購入を検討されている人に向けて後悔してないための

• 家庭用脱毛器の中古品注意しておくべきこと
• 実際に入手してからのデメリット

をお伝えします！

家庭用脱毛器の中古品を購入するメリットとは？

まず知っていただきたいこととして、中古脱毛器を購入するメリットはほとんどないということです。
お伝えできるメリットは1点のみ、新品を購入するより【安いこと】です！
ただ、やはり値段・価格面の重要性は大きいですよね。
家庭用脱毛器の中で最も知名度のあるケノンは脱毛器の中でも高額（7万円を超えます）ですし、カートリッジが交換タイプは肌に触れる部分を交換できることもあって中古を望む人も多いです。

また「脱毛器に費用をかけるぐらいなら脱毛サロンに行く！」という人もいるでしょう。

デメリットと注意点を知って中古品を購入するか検討しよう！

実際に中古品を購入するとしても、デメリットや注意事項を知っておくだけで後悔する可能性を減らせます！
できるだけ質の良い中古の脱毛器を購入するためにも、以降の情報はよくチェックしてください。

中古の脱毛器デメリットとは？

サポートや保証は受けられない

通常の家電と同様で、脱毛器の中古品はメーカーのサポートが受けられません。（メーカー直接の修理や交換などです）
そもそも中古品は新品とは異なり、一度誰かに使用され、照射回数などや機械の耐久年数も消化されています。その損耗も了承して購入する場合がほとんどでしょう。

トラブルがあった場合の相談先が……ない！？

例えば脱毛器に不備や故障があってトラブルになっても、連絡先はメーカーではなく販売元。
この場合は個人、もしくはリサイクルショップです。

個人から中古品を購入した場合

個人の場合は企業より責任能力が低く、できることは限られています。
トラブルがあった際の責任を取らないことを前提に取引している場合がほとんどではないでしょうか。

企業・リサイクルショップから中古品を購入した場合

企業の場合は、対応にばらつきがありますがほとんどの場合は個人と変わらないと考えておきましょう。
商品によっては返品の保証期間を設けているところはありますが、期間は新品より圧倒的に短いです。
起きたトラブルに関する補償も、かなり不利な状態での交渉スタートになる可能性が高く、ほとんど期待できません。

必要な付属品がそろっていないことも

意外と付属品の多い家庭用脱毛器。
箱はなくても良いですが、取扱説明書やカートリッジが足りないなどは困ります。
また、上記で例に出したケノンは新品を購入した人にしかカートリッジや付属品を売ってくれません。
ほとんどの場合は本体と電源元のアダプター、カートリッジ（交換タイプのみ）があれば脱毛はできますが、「取扱説明書がなくて使い方がわからない」「カートリッジが1つ足りない」「メーカーから追加で購入できない！」など、実際に困った際に後悔するパターンがあるかもしれません。

衛生面が気になる！

脱毛器は肌に直接触れるものです。
脱毛サロンなどは都度消毒しますが、個人で使用している脱毛器においては、それまでの日々のお手入れの頻度や衛生状態はわかりません
Ｖラインをはじめ、VIOなど、デリケートな部位を照射することもありますから、気になる人も多いですよね。
コロナ感染拡大で、人の衛生に対する意識が高まっている中でも実際に品が届いたら汚かった！や、照射面の汚れが気になった！ということも。

残りの照射回数が少ない

中古品なので、残りの照射回数は新品よりも減っています。
数字上はかなり残っているように見えても、照射するレベル（段階）によって消耗する1回あたりの照射回数は異なります。

中古品の照射回数の確認

ケノンの場合、レベル1の場合フルで300万発、レベル10の場合は50万発までに減ります。つまり、確認できる照射回数は一番低いレベルで打った場合のみ。
残りの照射回数がたくさんあるように見えても、実際に自分が脱毛を卒業できるまで持つかどうかはわかりませんので「こんなに使いきれるかな？」くらい余裕を持っている方が安心できます。

家庭用脱毛器を中古で買うときのポイント・注意事項

中古品のデメリットと注意点を留意したうえで、購入検討アイテムの情報を確認しましょう。

いつ発売されたものか

発売されてから5年以上経っているものは推奨しません。
ネットにも情報が掲載されていない、メーカーの公式サイトから削除されているといった可能性が高く、使用する際にわからないことがあっても情報が調べられないためです。
また発売後から時間が経っているということは、製造されてからもそれなりに時間が経っているということ。
その間どういった人に渡り、保管状況がどうだったのかもわかりません。
特にリサイクルショップなど、店頭や企業ECサイトで購入する場合は前オーナーがいつ購入したかを追えない場合が多いので、必ず確認してくださいね！

前オーナーがいつ購入したのか

個人から購入する場合、いつ購入されたものかを確認しましょう。
理由は上の「いつ発売されたものか」に近いです。
その人の手に渡ってからどれぐらいの時間が経っているのかは重要です。
自宅のどこで保管し、どれぐらいのペースで使用していたかを聞けると脱毛器の損耗程度が想像できます。

残りの照射回数

その脱毛器を使って、どれぐらいの範囲を脱毛したいのかで必要な照射回数が決まってきます。
しっかり効果を出すなら、最低でも、最大レベルで照射し続けても余裕で脱毛を卒業できる回数が担保されているものを選ぶのがおすすめです。
家族やパートナー同士で使用する場合は2人分で計算しましょう。（男性用のメンズ脱毛は特に強い照射と回数を必要とします！）

不足している付属品やパーツはないか

まず新品のフルセットを確認し、付属品やパーツで不足しているものがないか必ず確認しましょう。
サングラスや保冷剤などはなくても問題ないですが、取扱説明書や脱毛器を動かすのに必要なアイテムがそろっていないか？などは重要です。

そもそも壊れていないか？を確認

なぜか壊れている家電や使えない家電も出品され、入札されてく現象も良く見るメルカリやジモティー。リサイクルショップの家電も時々「使えません」とうたい、堂々と販売されています。
パーツのみ欲しい人は、一部壊れていても問題ないため意外と需要があるのです。
購入する意図や目的は人によって異なることもあります。そのため、多様なアイテムが出品されています。

安すぎる中古の脱毛器は注意！

安すぎるアイテムは特に注意してみましょう。
「ボタンが壊れていた」「そもそも使えなかった」は後悔というより、買い物の大きな失敗例。特にメリカリやジモティーなど、個人間でやりとりするプラットフォームは注意書きなどをよく読み、気になる点があれば聞いてみましょう。

中古を買う前に！自分の予算や要望に合った脱毛器がないか確認

基本的には新品を購入することをおすすめします。
中古を検討する前に、自分の予算や希望にあった脱毛器がないか比較・調査しましょう。
少し前までは脱毛器も数がそれほど多くなく、選択肢も限られていましたが脱毛需要が増え各メーカーからさまざまな機能を有した脱毛器が登場しています。価格も幅が広いです。
繰り返しになりますが、中古品のメリットは「値段が安い」のみの1点。
安くて、機能の高い新品の脱毛器はたくさんあります！

肌に直接触れるものであり、中古と言っても数百円で買えるものではないので後悔しない買い物をしましょう！