お風呂で洗顔をしている方は多いでしょう。体を洗うついでに洗顔をするのは効率が良く、洗い忘れも少なくなります。しかし、お風呂で洗顔をする際は注意するべきポイントも数多くあります。
本記事では、お風呂で洗顔をするのは問題ないか詳しく解説しているので、スキンケアに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
お風呂で洗顔をするのは問題ない?

お風呂で洗顔をすること自体に問題はありません。むしろ、お風呂での洗顔は数多くのメリットがあるため、積極的に洗顔をするべきといえるでしょう。
しかし、お風呂のような熱された空間では、肌の状態が普段と変わります。そのため、洗顔の方法次第では肌を傷つけてしまうかもしれません。お風呂で洗顔をする際の注意点について理解しておくことが重要です。
お風呂で洗顔をする際の注意点
お風呂で洗顔をする際の注意点は主に5つあります。
- シャワーを直接顔に当てない
- 肌をこすらず優しく洗う
- 熱すぎるお湯で洗顔しない
- お風呂から出るタイミングで洗顔をする
- 洗顔後はすぐに保湿する
それぞれ詳しく解説します。
シャワーを直接顔に当てない
お風呂で洗顔する際にシャワーの水圧を直接顔に当てると、肌への刺激が強すぎて角質層を傷つける恐れがあります。肌のバリア機能が低下し、乾燥やシミ、たるみの原因となることもあるため、シャワーを直接顔に当てるのは避けるようにしてください。
洗顔料を落とす際は、手のひらでお湯をすくって優しくすすぐようにしましょう。その際は肌に洗顔料が残らないように注意してください。耳周りや首元は洗顔料が付着したままになりやすいので、念入りに洗うように心がけましょう。
肌をこすらず優しく洗う
お風呂の蒸気により肌が柔らかくなっている状態でゴシゴシ洗うと、角質が剥がれやすくなり、肌荒れの原因になります。洗顔料はしっかり泡立てて、泡で顔を包み込むように優しく洗いましょう。泡を顔全体に纏わせるようなイメージで洗顔を行うと、肌の汚れを落としつつ、負担も抑えられるのでおすすめです。
熱すぎるお湯で洗顔しない
お風呂の温度は体を温めるために38℃〜40℃に設定されていることが多いです。しかし、この温度で洗顔をすると必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまい、肌の乾燥を招く原因になります。洗顔には32℃〜34℃のぬるま湯を使用するようにしましょう。温度を調整するのが難しい場合は、桶にお湯を入れて少し冷ましておくのがおすすめです。
お風呂から出るタイミングで洗顔をする
お風呂に入ってすぐに洗顔をすると、その後のシャンプーやトリートメントの成分が顔に付着し、肌トラブルの原因になることがあります。また、洗顔後に保湿まで時間が空くと、肌が乾燥しやすくなります。洗顔はお風呂から出る直前に行い、すぐに保湿ケアをするのがおすすめです。
洗顔後はすぐに保湿する
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態です。お風呂上がりは肌の水分が失われやすいため、洗顔後はすぐに化粧水や乳液で保湿を行いましょう。お風呂を出てから保湿をするまでの時間が長くなればなるほど、肌が乾燥してしまうので注意してください。
お風呂で洗顔をするメリット

お風呂で洗顔をするメリットは、以下の3つです。
- 毛穴が開いて汚れが落ちやすくなる
- 洗顔料の泡立てやすすぎがしやすい
- クレンジングと洗顔をまとめて行いやすい
それぞれ詳しく解説します。
毛穴が開いて汚れが落ちやすくなる
お風呂で洗顔をすると、お風呂の蒸気や熱によって毛穴が開くため、毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすくなります。クレンジングや洗顔料の効果をより引き出せる状態になるため、毛穴の黒ずみや角栓対策にも効果的です。
洗顔料の泡立てやすすぎがしやすい
水が自由に使えるお風呂場では、洗顔料を泡だてやすく、すすぎ残しが起こる心配もありません。顔全体を丁寧に洗い、しっかりと流せるのはお風呂で洗顔を行うメリットといえるでしょう。
クレンジングと洗顔をまとめて行いやすい
メイク落としやクレンジングをまとめて行えるため、スキンケアの時間短縮や効率化につながります。忙しい方でもスキンケアを習慣化しやすいのがメリットといえます。
お風呂から出た後に保湿をする際のポイント

お風呂から出た後は、すぐに保湿を行わなければいけません。保湿までに時間がかかると、肌が乾燥してしまいます。それ以外にも以下のポイントに注意して、保湿を行う必要があります。
- 保湿の順番を守ってうるおいを閉じ込める
- 肌がほてっている場合は冷やしてから保湿する
- 乾燥しやすい部分は重ね塗りを意識する
それぞれ詳しく解説します。
保湿の順番を守ってうるおいを閉じ込める
化粧水・美容液・乳液(またはクリーム)の順でスキンケアを行うことで、肌内部に水分を与えつつ、それを油分でしっかり閉じ込めることができます。特に乾燥肌やインナードライ肌の方は、油分が不足しがちなので乳液やクリームでの仕上げが重要です。
肌がほてっている場合は冷やしてから保湿する
お風呂で体が温まったあと、顔が赤くほてっているときは、すぐに保湿せず、軽く冷やしてからスキンケアを始めるのがおすすめです。冷たいタオルやミスト化粧水を使うことで、肌を落ち着かせてから保湿でき、肌への負担を抑えることができます。
乾燥しやすい部分は重ね塗りを意識する
目元・口元・頬などは、他の部位よりも乾燥しやすいため、化粧水の部分的な重ねづけが効果的です。化粧水の後に美容液やアイクリームを足すなど、部位別に適した保湿を行うことで、細かなシワや乾燥トラブルを防げます。
お風呂で洗顔をした後は美顔器を使用するのがおすすめ
お風呂で洗顔をした後は保湿をしなければいけません。その後におすすめなのが美顔器を使ったスキンケアです。美顔器にはEMSやイオン導入といった美肌効果やリフトアップ効果などを期待できる機能が数多く搭載されており、肌の状態を手軽に整えることができます。
入浴後というリラックスしたタイミングで美顔器を使うことで、ストレスの解消にもなります。入浴後の美顔器の利用には数多くのメリットがあるため、肌の状態をより良くしたいとお考えの方は、ぜひ美顔器を使用してみてください。
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おすすめの美顔器ランキングはこちら!お風呂での洗顔は肌の汚れを落としやすいのでおすすめ
お風呂で洗顔をするのは肌が柔らかくなり、汚れを落としやすくなるのでおすすめです。しかし、肌が刺激に対して敏感な状態になるため、なるべく負担をかけないように優しく洗顔を行うことが大切です。
お風呂から出た後はすぐに保湿をしましょう。保湿までの時間が空いてしまうと、肌が乾燥して肌荒れの原因となってしまいます。保湿は忘れやすいので注意してください。
洗顔と保湿を丁寧に行っていれば、肌の状態は自然と良くなっていきます。しかし、それでも理想の肌に近づかないと悩んでいる方は、ぜひ美顔器を使用してみてください。以下のページではおすすめの美顔器ランキングを紹介しています。美顔器を購入する際の参考にしてみてください。
おすすめの美顔器ランキングはこちら!この記事の執筆者
家庭用美容器ドットコム編集部
家庭用美容器ドットコムは、元美容機器メーカー営業や家庭用脱毛器の販売スタッフなど、美容機器に精通した担当者が家庭用脱毛器/美容器を徹底比較して紹介するWebサイトです。自分の肌に合った機器を見つけるためのポイントも発信。失敗しない美容機器選びをお手伝いします。